不整脈 電気ショック 電気的除細動

不整脈における電気ショック(電気的除細動)が有効な不整脈とは?その治療法とリスクについて

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不整脈とは、通常1分間に60〜70回の一定のリズムで脈動している脈が急に速くなったり遅くなったり乱れたりする状態のことを総称して指します。

 

脈というのはいわゆる心臓のリズムのことであり、健康な人でも一時的に脈が飛ぶ状態もあるとされていますが定期的に起きていないのならあまり気にする必要はないと言えます。

 

心臓は一定のリズムで発信する電気信号の発生源を持っておりその電気信号が正常に一定のリズムで送られていることで心臓が正しく脈動を打っていることになります。

 

しかし、何らかのことが原因となって心臓が発信する電気信号が空回りしたり本来の発生源とは異なるとこで発信されたり勝手に興奮して正常に送られないことで収縮や弛緩のリズムが狂うことで脈自体も狂ってくるのです。

 

症状にはいくつかの種類があるとされています。

 

頻脈性は、主に脈が速くなる状態で重症化すると十分に血液が心臓に送られなくなりめまいや貧血を起こして突然死や脳梗塞の原因となるとされています。

 

主に脈が遅くなる徐脈性は脈が5秒遅れると目の前が真っ暗になり7〜10秒の場合は失神やけいれんを起こすとされています。

 

通常の脈動に対して急に飛んだりする期外収縮と呼び種類としては心房性期外収縮や心室性期外収縮などがあります。

 

脈が乱れても治療が必要な場合もありますが、治療しなければ様々なことに影響する症状としては、1分間に10回以上脈が飛ぶ場合や脈が急に速くなることで息苦しさを感じたり脈が途切れてバラバラになる自覚症状がある場合には治療が必要となります。
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では、実際にはどんな治療法を行っていくのでしょうか。

 

不整脈の治療法として一般的なのは電気ショックを与えることで正常な心拍に戻す電気的除細動装置を使用します。
この装置はそれ以外にも心臓発作が起こった際の緊急的な処置にも使用されます。

 

電気的除細動が有効な症状としては発作性の心房細動や上室性頻拍の疾患を持っている人、あるいは心室頻拍などの日かの不整脈の症状が出ている人に有効な方法とされています。

 

簡易的な全身麻酔をかけて行うので体への負担が少ないのが特徴であり治療を行ってすぐに効果がみられるのもこの治療のメリットと言えます。

 

では、この治療におけるデメリットやリスクはあるのか気になるところです。

 

電気的除細動における副作用やリスクは塞栓症や熱傷が考えられます。

 

塞栓症は、不整脈が発症していたことで心臓内にできていた血栓が電気ショックを与えたことで一時的に脈出されたことによって血管内で詰まってしまうことで起こるとされています。

 

対処法としては、投薬によって血が固まりにくくなるような措置を行ったり血液循環を改善しながら治療を進めていきます。

 

熱傷は、電気的除細動のパッドの下の皮膚が電気刺激を与えたことでその刺激が皮膚に伝わり火傷を起こすことです。
火傷を起こしてしまった場合には皮膚を保護したり塗布することで治療を行っていくとされています。

 

自分が発症してしまったらと不安になる人も多いかもしれませんが、この症状を改善するための医療の進歩は目覚ましく、特に徐脈の人はペースメーカーを体内に埋め込むことで健常者と変わらずに生活を送っていいけるようになっています。

 

また、命にかかわるような致命的な不整脈が起きた場合にそれを発見して自動的に止めてしまう装置である植え込み型除細動器などもあり、抗不整脈薬も非常に効果が期待できるものが開発されています。

 

急に脈が乱れたり早くなったりすると慌てたり不安になる人もいることかと思われますが、治療が必要な状態だと自覚した場合には早めに医療機関に受診してそれに見合った治療を行うことで普通の生活を送ることもできるようになりますので、まずは自分の体の異変について常に意識しながら過ごしていくのが望ましいと言えるでしょう。
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