脳梗塞 原因 不整脈

脳梗塞の原因が不整脈にもあることをご存じですか?

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脳梗塞とは、何らかの原因により脳の血管が詰まってしまうことを指します。
酸素や栄養を組織に届ける血管が詰まってしまうわけですから、当然ながらその血管によって酸素や栄養が運ばれている範囲の脳組織は生きていくことができず、死んでしまいます。

 

脳組織が一部なりとも死滅するわけですから、もちろん最悪の場合は体全体としても死亡に至ります。
死亡にまで至らずとも、半身麻痺、言語障害、意識障害などの重い症状が残ったりすることは珍しくありません。

 

一方で、全てが全てこのような重い症状を起こすとも限らず、単なるめまいや痺れ感などに留まり、一見して梗塞が起こったとは分からない場合もあります。
これは、一般的には詰まった部分の血管が細く小さいもので、その血管によって酸素や栄養が運ばれている範囲が狭い場合に起こります。
死滅する組織の範囲が狭いためで、全身的な影響も限定的なものになるというケースです。

 

さて、ではその原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
大きく分けると2つあります。1つ目は、例えば動脈硬化などにより脳の血管にコレステロールなどの脂質がだんだんと沈着していき、あるときついに完全に詰まってしまうために起こるものです。
これは高コレステロール血症、高脂血症などがその要因になり得ます。

 

血液中に恒常的に脂質が多いために、余分の脂質がだんだんと血管壁に付着、沈着していくわけです。
この場合の予防法は、何と言っても日常生活の改善です。

 

どうして高コレステロール血症、高脂血症になるのかですが、もちろん勝手にはなりません。
ほとんどの場合は食事習慣、運動習慣がその遠因になっているわけですから、日常的に脂質の取りすぎを避け、運動習慣を取り入れることで予防を図ることができます。
もちろん、それだけでは十分に血中の脂質レベルが改善しないときは薬物療法もあります。

 

このタイプの脳梗塞は、今まで完全に正常に流れていた血管がある日突然詰まってしまうわけではなく、徐々に狭くなっていき最後には完全に詰まってしまうことで起こるものです。
ですから、血流は徐々に悪くなっていくわけで、それを補うためにその部位に新たに血管が新生していくことも多いです。
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人間というものは全くよくできたものですが、このために仮に完全に詰まったとしても代替血管がある程度確保されていることも多く、その分、一般的には症状がある程度軽いものであることもよくあります。
大きな原因の2つ目は、1つ目のように脳血管が徐々に詰まってしまういくものではありません。
脳血管そのものはごく正常に流れていたにもかかわらず、別のところから突然血の固まりが流れてきて、脳血管を塞いでしまうために起こります。

 

この血の固まりのことを血栓と呼びます。
不整脈が原因となり得るのはこのタイプの梗塞です。
心臓と脳は全く別々の臓器ではありますが、意外なところでつながりを持つ疾患もあるということに驚かされます。
なぜ不整脈が血栓と関係するのかといいますと、これはまさに不整脈が血栓を起こしうるからなのです。

 

心臓は、規則正しく拍動しているときは、血液は一定のリズムで流れていき、もちろん血栓など生じません。
ところが不整脈があると、そこで心臓の拍動が不規則になります。不規則になることで、血流が一定のリズムでなくなり、よどみ、つまり流れの悪い部分が生じることになります。

 

流れの悪い血液というのはその場で固まりやすくなり、血栓を生じることになるのです。
この血栓が血流に乗って流れていき、ある程度血管が細くなったところで詰まってしまいます。それがたまたま脳であれば脳梗塞を起こしてしまうということです。
ですから、不整脈をきちんと治療することは、脳梗塞の予防にもなるのです。

 

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